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永遠剣創作漫画・キャラクタープロフィールメモ07・年長者たち

現状は「作者が基本設定を間違えない為のメモ」といった感じで記載。

漫画の中ではメタフィクションを取り入れたネタはあまり使いたくないが、
あくまでメモとしてのページである為適当な内容の話や、
オマージュ元の解説、設定の根拠の変遷なども入るかも。

また、あくまで作者用メモなので
「漫画でまだ出せていないキャラ」や「絵でもまだ発表していないキャラ」が
平然とこのページの記述に混ざる可能性がある点はあらかじめご了承を。
ただし、ここに記載した設定を変更せず描くかが分からない状態なので、
ネタバレになっているようでなっていないと思われる。

●ページ作成:2019年04月12日(金)
●最終更新:2020年11月11日(水)

年長者達 … メインキャラの上司や恩師や親世代など

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【シノおばあちゃん】 … 玄武 シノ(げんぶ しの)
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●種族と性別と年齢

「霊獣」の女性、110歳~130歳くらい?
キツネ系のケモノ(四足も二足もいける?)なおばあさまで、
白銀の毛並みと黒い地肌を持ち、(生まれた時代的に)和装を好む。

いわゆる「妖狐」のイメージが強いルックスではあるのだが、
悠久の時を生きる種族や不老不死といったキャラではない。

寿命がたまたま他の人物より少し長いというだけでかなり高齢。
また、長寿とはいっても高齢者らしい老け方をしている為、
美少女な合法ロリといった感じではない。

年齢からすると相対的には法外なまでに若々しく見えるが、
身体的には老齢である事を前提にした
「老齢に合ったかわいさと美しさと強さ」を磨いている為である。

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●解説とメモ

陽射町の初代町長。
「陽射町を発足させた伝説的な英雄」の老後の姿であり、
歴史的な出来事を端的に伝える民話や演劇等の中に登場する
最強の女性ヒーロー「狐玄武」のモデルになった人物。

長い時の中で様々な活躍をしてきた為
「初代町長」以外にも様々な肩書きを持っていた事があり、
外部からは「大婆様」という敬称で呼ばれる事が多い。

本人は肩書きの使い分けの手間と気軽ではない感じを嫌って
「シノおばあちゃん」とライトに名乗る事が多く、
親しい間柄や師弟関係等の場合はその意図を汲んで
単に「シノさん」と呼ばれる事が多いようだ。

高齢となった現在は流石に隠遁気味ではあるが、
学者、教授、武闘家、政治家、といった様々な顔とキャリアを持ち、
その中で数多くの者の面倒を見て弟子や部下を多数育ててきた。
彼女にとっての弟子の中では火野が最も古株の愛弟子であり、
師弟コンビで関わった事で人生や進路の指針を示した者も多い。

で…一応、本職は学者。

「看板娘トリオ」が揃うきっかけになる
学生時代のベニの卒業論文「薄紅熟練度理論」の査読を行った人物であり、
はなまる先生、ベニ、キャロル…この3名に様々な教えを授けた。

性格はとても優しく良識がある善人で、
自分の年齢や体力等に合わせつつも世相や流行への理解が非常に早い。
基本的にツッコミ役。

なお…「狐玄武」の伝承上では銃や砲術をメインにしつつも
水魔法や水術が得意であり治水にも長けた
技巧派で頭脳派スーパーヒーローとして描かれているが、
「強大な魔力や超人的射撃能力は誇張表現」という以外は
本人の能力や知識について史実に忠実であったとの本人評が。

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●追加予定設定の有力案

名のある水術師や治水技術者といった傑物を次々輩出する、
「霊獣」トップクラスの良家「玄武」家の者。

しかし若い頃に実家「玄武」家と学術に関する思想などについて
「ソリが合わない」という程度では済まない程仲違いし、
絶望と失意のうちに家を出てしまった過去がある。
家を出てからは荒んだ生活を送り、
しばらくの間は侠客のような暮らしをしていた。

後に「陽射町」となる荒れた治安の悪い地域に流れ着いた際に
「恩義を受けつつ交流した者達に報いる」為、
治安の向上と防衛を図りつつ、
自らの知識や知力をもって学校教育を行い次世代を育てた。

その後「陽射町」統合の戦いを制して初代町長となるが、
戦いの中で失われた様々な者の思いと記憶を胸に
町全体を守り、アウトローを更生させる事に心血を注いでいる。
天寿を全うするまで添い遂げた伴侶、もうけた子、
さらに後の世代の子孫…といった、身内への情も厚い。

「多少型破りでも教育や更生に力を入れる」という方針については、
現在は火野校長を筆頭に多くの者がシノの志を引き継いでいる。

はなまる先生を筆頭にした孫弟子、
学術面や教育業や治安について直接監修することのあるベニ、
高レベルな射撃などについて語り合えるキャロル、
といった若い世代との交流を現在は純粋に楽しんでいる。

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●デザインや名前の由来

ネタがぎっしりのキャラ。
イメージを練っている段階で
「初代町長が存命で、歳のいった妖狐とかの大妖怪」
というコンセプトありきで出てきたキャラであり、
それがそのまま完成された。

面長、「黒い狐面をつけているように装う」ファッションと化粧、
「サフォーク種の羊」のような配色の地肌と毛並みの色、
「二足歩行もありうる四足獣系ケモノキャラ」らしい胴長短足な体型、
パーソナルカラーは濃い目の紫色でサブカラーが黄緑色、
和装が好み…といった感じのキャラクターデザイン。

外見については『カスタムキャスト』で
あれこれ試作しながらイラストを手元で描きながら、
ああでもないこうでもないと色々触っている内に固まった。

植物や「花精」の多い陽射町を導いた伝説的英雄だから
水属性などをテーマにしたキャラにしたい…という事で、
冬や水や晩年を司る霊獣「玄武」を、モチーフ動物は違うが
地肌の色や姓や年齢に盛り込んでいる。
魔法もたぶん水とか冷気とか。

名前の「シノ」については、
『南総里見八犬伝』の主役級の「犬塚 信乃」が元ネタで、
その愛用武器で水滴にまつわる描写のある「村雨」の
水属性ぶりと「玄武」の水要素をひっかけている。
まあ、キツネだからイヌ科でセーフ。
そういう小説も好き、くらいに触れておくといいかも。

功績上のモデルは、東京都板橋区の歴史に名が残る
江戸末期の高名な砲術家であり高島流砲術創始者である
「高島 秋帆」(たかしま しゅうはん)という史実の人物。

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【校長】 … 火野 勇三(ひの ゆうぞう)
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●種族と性別と年齢

「人間」の男性、55歳くらい

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●解説とメモ

「陽射町立 太陽第三小学校」の校長、
つまり…さくら先生はなまる先生夫妻の直属の上司。

教師としての職務を行っていた時期もあり、
さくら先生はなまる先生夫妻など
一部のキャラが専業教師時代の彼の教え子だった事もある。

しかし現在は陽射町役所の上位の役人が本業であり、
小規模な太陽三小の校長としての職務は
「要所で作戦会議や決済を行う」程度に留まっていて
校長室にいない、いても役所用の仕事をしている、
といった割合の方が高くなっている。

さくら先生はなまる先生夫妻が専業で馴染んで名を挙げてからは、
この2人に小学校の教員としての「現場の主役」の座を明け渡し、
教員と生徒の増員や教育水準の向上などに力を入れている。

さくら先生を兼任の専属カメラマンとしつつ、
はなまる先生を陽射町公式ご当地グラビアアイドルとして売り出し、
場合によって性教育や発散用の夫婦ダブル主演のビデオも出す、
「看板娘トリオ」も無理の無い範囲で陽射町の広報活動に参加させる、
といった一見ムチャクチャな方針を打ち出してきた張本人でもある。

目的は前述の通り「教員と生徒の増員や教育水準の向上」であり、
地域振興を目的とした広報系の立ち位置のルール無用気味な人物。

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●追加予定設定の有力案

キャロルとルースの上司も兼ねている、
という設定があってもいいかも。

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●デザインや名前の由来

主人公が植物系種族の「花精」で、
人間のメイン生徒キャラは「水」ネタの姓、
ということで「火」が姓に入っているが、
それ以上に姓に深い意味は持たせていない。
名前についても元ネタは特にない。

外見や体格、公職の高い役職持ち、
変わり者や問題児とのやりとりや更生に力を注いでいる、
といった点については『ファイナルファイト』シリーズの
「マイク・ハガー市長」へのリスペクトが濃い。

しかし糸目キャラだったり本格的に老け込んでいたり、
身体能力がそんな恐ろしい程高いわけではなかったり、
などなどわざと似せていない要素も相当数ある。

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【ツルギ】 … 清水 剣(しみず つるぎ)
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●種族と性別と年齢

「人間」の男性、55歳くらい
流(ルース)と晶(あきら)の父

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●解説とメモ

元々は構想だけあった企画『セクメク』のキャラであったが、
キャラ自体は完全なお蔵入りにせず採用。
その当時は「前田」姓だったが、その設定は変更。

流(ルース)は入院や独立といった事を既にしていたものの、
晶(あきら)を伴って仕事の都合で陽射町に引っ越してきた。
漫画やイラストなどで表に出る事は多分あまりないと思われる。

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●追加予定設定の有力案

「花精」について研究している公的な研究所の所属、かも。
あきらが「花精の女の子がタイプ」という性的嗜好になったのは、
そのあたりでこれでもかというくらい魅力を伝えたり
職場の見学等の事をやっていたのが原因。

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●デザインや名前の由来

外見も名前も完全に手癖。
メガネメカクレな男キャラが好きなもので…。

後にルースになるキャラのリボーン要素が若干あったはずが、
設定整理の結果その当のルースの親キャラになって帰ってきた。

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【サチ】 … 清水 幸(しみず さち)
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●種族と性別と年齢

「人間」の女性、50歳くらい想定
流(ルース)と晶(あきら)の母

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●解説とメモ

ツルギと同じく、元々は構想だけあった企画『セクメク』のキャラ。
元の設定では「ツルギの彼女になりそうなコンビ相手」だったが、
設定を整理した結果、メインキャラの身内という立場に。

元企画での姓は「末広」だったが、
『満点はなまる先生』ではどうなのかは言及は多分しない?

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●追加予定設定の有力案

夫・ツルギ同様に「花精」の研究所所属…かも。
「花精」の産婦人科の医師、という設定でいくかもしれない。

次男・あきらが「花精の女の子がタイプ」という性的嗜好になった
直接的な原因は母である彼女の職場や患者等を通じて
魅力を刷り込まれたから…という案アリ。

また、種族も科も専門外ではあるが長男・流(ルース)の目について
医学的な視点をもって大掛かりな治療や指導などが
必要な状態である事を、流(ルース)が幼い段階で突き止めて、
大病院への長期入院を取り付ける活躍もしている。

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●デザインや名前の由来

ツルギと同じく、外見も名前も完全に手癖。
かわいい縦目のお姉様、スーツ、ポニーテール、
という自分の人間キャラでの好みの要素を
はなまる先生とは別件で模索していた時に出来たキャラ。

後にツルギと同じく設定整理の結果、
あきらやルースの親キャラに再設定することとなった。

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