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『グレイトヒッツ』体験版・サントラ情報

『グレイトヒッツ体験版』
『グレイトヒッツ サウンドトラック』の情報をまとめたページ。

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『グレイトヒッツ体験版』
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『グレイトヒッツ体験版』は、「VC集」となっている。
VC・ロード画面の宣伝用一枚絵、ともに再生順番は一定。

操作は一切出来ない(製品版のようにスタートボタンでも飛ばせない)。
1タレント1本のVC、13本目が流れたら1本目からループ。

「思われる」という書き方が多くなってしまうが、
前述の通り一切操作不能で、
製品版と厳密に比較できていない為なのでご了承願いたい。

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再生順 使用曲 ダンサー 解説
01/13 遠くはなれて ピア 製品版2面のドン・ノイズ作VCとして
そのまま使用されたと思われる。

ヒロイン的存在の主人公格女性タレント「ピアニシモ」の魅力が詰まったVC。
サウンドトラックにて同名ボーカル曲「遠くはなれて」(歌:chie氏)が存在、
そちらも名曲中の名曲なので可能であればぜひ聴いてみてほしい。
02/13 Cool Jimmy ウッドブロック 体験版オリジナルの組み合わせで、
製品版で「既存VC」としては登場しない。

ボディビルダー的な立ち位置である「ウッドブロック」の迫力が伝わるVC。
03/13 Smooth Beat カストラート 体験版オリジナルの組み合わせで、
製品版で「既存VC」としては登場しない。

穏やかなヴィジュアル系のタレント「カストラート」の優美なVC。
04/13 Cheap Bicycle ジョア 体験版オリジナルの組み合わせで、
製品版で「既存VC」としては登場しない。

公称ロリロリアイドル「ジョア」のかわいらしさが詰まった、
非常に完成度の高いVC。
構図や素材選びなど「本職の映像作家の指導が入っているのではないか?」
と思うほどで、ゲーム中のVC作りの手本にふさわしい傑作VCと言えるだろう。

パッケージのピンク色押しな感じやジョアも多く写っている点を考慮すると、
ピアではなくジョアが主人公格タレントになる構想もあったのだろうか…?
05/13 BSB(バクチク) チョップ 製品版デモ画面で流れるVC全4本中
4本目としてそのまま使用されたと思われる。

体のサイズを大きく変える、凄まじい挙動で踊る、
といった「チョップじいさん」の絶技が楽しく伝わるVC。
06/13 Do! That! But! Q! (演歌アレンジ版) 月琴鳴子 体験版オリジナルの組み合わせで、
製品版で「既存VC」としては登場しない。

純和風女性タレント「月琴鳴子」と純和風の楽曲、
そして和風のBGを中心とした素材選びという王道コンビネーション。

サウンドトラックにて
「追いかけて小樽 ~Do! That! But! Q!~」(歌:北野 まち子氏)
という非常に聴きごたえのあるボーカル曲が存在するので
そちらも機会があればぜひ聴いてほしい。
07/13 黙示録 バックロード 体験版オリジナルの組み合わせで、
製品版で「既存VC」としては登場しない。

BGとインテリアがハードロックな曲に似合わぬトンチキなものばかりで、
ある意味では体験版の中で最もグレイトヒッツプレイヤーの作品らしいVC。
08/13 LALALA RAP ビーバップ 冒頭の「Fスーパー・RAP」
(画面中央曲名スーパー)では「LALALA LAP」となっているのだが、
製品版では「LALALA RAP」に修正されている。
意図的な洒落ではなく、意図せぬ誤字だった模様?

製品版のVCアワードでの
フラットワウンド作VCとして
ほぼそのまま使用されたと思われる。

大物ダンサー「ビーバップ」の熱さが伝わる、完成度の高いVC。
09/13 dA! gA! dA! ベルリラ 製品版のVCアワードでの
メディアペティア作VCとして
そのまま使用されたと思われる。

RPGパートでミステリアスな言動が多かった大人の女性タレント
「ベルリラ」の妖しげな魅力が詰まった、完成度の高いVC。
10/13 DREAMS (ロックアレンジ版) ホローボディーズ 製品版のホローボディーズ初登場VCとして
そのまま使用されたと思われる。

インディーズのロックバンドという設定に違わぬ雰囲気の、
いかにも明るく力強いロックといった感じのVC。
11/13 Seventh ユンロー 製品版のユンロー初登場VCとして
そのまま使用されたと思われる。

素材選びや構図、タイミング、などどこをとっても極めて完成度が高い。
これも構図や素材選びなど本職の映像作家が作ったかのような傑作VCで、
中華風女性アイドル「ユンロー」(雲鑼)の魅力を大いに引き出している。

ゲーム中のVC作りの手本にしたい1本。
12/13 マドンナ80 ライ 体験版オリジナルの組み合わせで、
製品版で「既存VC」としては登場しない。

作中で複雑な出自である事を語っていた
少女タレント「女船長ライ」の、
操り人形のようなアニメーションの振り付けと
アンニュイな雰囲気がかわいく表現されたVC。
13/13 パンタロンブルース ザ・ラジアルミックス 製品版での2面の作りかけVCの
元ネタとして使用されたと思われる。
こちらは当然ながら、きちんとライトとBGが入っている。

製品版のゲーム中ではこのVCの
ライトとBGが無いバージョンを編集することとなるが、
その手本になるだけのことはある分かりやすいVC。

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『グレイトヒッツ サウンドトラック』
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『グレイトヒッツ サウンドトラック』の収録曲は特殊だ。
通常のゲームのサントラのような
「ゲーム中で使用された楽曲の全曲収録」ではなく、
収録全6曲の内2曲以外はゲーム中で使用された楽曲とは大幅に違った
「鮮明な言語としてのボーカル」が含まれている。

「初めから『グレイトヒッツ』の為だけにアーティストが書き下ろした曲」
が35曲あったわけではなく、おそらく
「各アーティストの既存曲を『グレイトヒッツ』に提供した」
という方が図式として正しいと思われるが…?

『グレイトヒッツ』本編における
容量圧縮を兼ねたデータ簡略化アレンジや、
ボーカルレイヤーのデータ圧縮版ボーカルデータの分離・別録りを行う前の、
「当時ソイツァーミュージック所属アーティストが手掛けた原曲と思われる曲」
が収録されている。

以下、収録されている全6曲。

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トラック 曲名 アーティスト(敬称略) 時間 特徴・備考
1 Introduction 作曲:金澤 美也子 (「都」名義)
編曲:櫻井 浩司 (「桜井 浩司」表記)
5:10 ゲーム本編の
スタッフロールの元データ?
ボーカルは無し
2 追いかけて小樽 ~Do! That! But! Q!~ 歌:北野 まち子
作詞:京 えり子
作曲:金澤 美也子 (「金沢 美也子」表記)
編曲:櫻井 浩司 (「桜井 浩司」表記)
3:00 演歌バージョン
3 Hands To Hands 歌・作詞:Kent Frick
作曲:金澤 美也子 (「都」名義)
編曲:櫻井 浩司 (「桜井 浩司」表記)
4:17 レゲエバージョン

Kent Frick氏とは、
日本国内で活動している
外国人タレントである
Kent Frick氏の事と思われる
4 遠くはなれて 歌:chie
作詞:福士 久美子 (「QUMICO FUCCI」名義)
作曲:金澤 美也子 (「都」名義)
編曲:櫻井 浩司 (「桜井 浩司」表記)
5:23 ボーカルのchie氏は当時
ソイツァーミュージック
所属アーティストではなく、
当時は東芝EMI所属
(ライナー中の注釈参照)
5 Goodnight ~You Make Me Smile~ 歌・作詞・作曲:佐藤 芳也
編曲:岩井 誠
3:16 アコースティックギターソロ
6 Bad Ending 作曲:金澤 美也子 (「都」名義)
編曲:櫻井 浩司 (「桜井 浩司」表記)
4:43 ゲーム本編の
バッドエンド曲の元データ?

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記載アーティスト名は敬称略。

名義は「グレイトヒッツ究極本」P110~111や、
現在のAmazon等ネットでの情報収集により
アルファベット記載ではなく
可能な限りご本人名義を調査した上で併記。

「遠くはなれて」のボーカルであるchie氏以外は
当時ソイツァーミュージック所属アーティストだった模様?

上記の収録曲目数・収録時間を見てもらえれば分かると思うが、
ハッキリ言って「サウンドトラック」の体を成していない
という問題児でもある点が残念でならない。

レビューについては、
当サイトの『グレイトヒッツ』関連商品レビューのページを参照の事。

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●『グレイトヒッツ』攻略記事初アップ:2003年11月06日(木)
●「体験版・サントラ情報」コーナー追加:2014年04月30日(水)
●最終更新:2023年11月19日(日)